ロマサガ2をVita版にて初プレイ、トロフィーコンプしました

興味はずっとあったのですが、中々機会も無くロマサガシリーズはこれまで未プレイでした。PS Vitaにてリマスター版が発売されたのを何かのタイミングで知り、2017年1月からのんびりとプレイしておりました。先日トロフィーコンプしましたので、備忘録がてら感想を書いていきます。

ここで星が流れる描写が好きでした。

プレイ時間と期間

最終セーブが、1周目で41:29(裏ボス撃破等含む)、トロコン狙いの2周目が8:35でした。何度も全滅したりロードしたりしているため、実時間としては2割増の60時間ぐらいかなと思います。

プレイ開始が2017年の1月末、1周目のエンディング到達が翌年2018年の2月末でした。1年以上かかっていますが、ロマサガ2の何といいますか「クセ」のあるゲームシステムや、全体的に戦闘難易度が高いといった点からモチベが低い時期が続き、半年以上プレイを空ける期間もありました。クセが分かってきた1周目の終盤から裏ボス撃破~2周目まではモチベも高く、この間は1ヶ月ほどで終わりました。

全体の感想

「めっちゃクセのある名作(迷作?)」というのが率直な感想です。ああ、これはコアなファンが多いよなあ、と。またゲームシステムを知れば知るほど、数多くの方々がやりこみプレイに挑戦してきたのにも納得なゲームでした。いやー、これは良くできたゲームですわ。

「ロマサガ節」とでも言うんでしょうか。この独特なテキストって他のゲームには中々見られないですよね。何すか、この「はい、はい」って選択肢w

一方、グッとくるシーンも多かったです。キャプチャのタイミングずれましたが、↓の「御出陣!」のシーンは非常にアツかったです。 シブい。

感想:シナリオ周りのシステム

ゲームシステム面でも、ネットの攻略情報を見ながらですが理解していくことで、ものすごく作り込まれているなという感想を持ちました。色々ありますが、特にコムルーン島とダンターグの2点。

コムルーン島では「自分で溶岩を固めるか」と「噴火後に魔道士を起こすかどうか」を選ぶことができます。これらそれぞれの組み合わせでシナリオが少しずつ変わるんですよね。しかも、魔道士のステータスもシナリオに応じたものになるようで。これは良く作り込まれているなあ、と素直に感心しました。

ダンターグは各地のモンスターを吸収するという設定で、世代経過に伴って自身の形態が変化し、また各地のモンスターの生態系も変化することでその設定が表現されています。情報無く1人でプレイしていると中々気づきにくいと思うのですが、こういう部分もしっかり作り込んでいるのはすごいなと。

※「GameCenter GX 攻略・解析」を参考に記載させて頂きました。

ここまでシナリオ周りが作り込まれているにも関わらず、進行不可能になるバグがざっと調べた限りでは無いようで、これは開発スタッフの技術力や努力の賜物ではないかなと。

戦闘周りはバグが結構あるみたいですが…w

初回プレイ、クイーン辺りまで

ここからはプレイ当時の流れをざっと。

最初はできる限り攻略情報を見ずに進めていきました(運河要塞はさっそく見ましたがw)。するとサバンナのクイーンで大苦戦。調べたところスタンが効くようですが、ラピッドストリームを習得しておらず、いまいちスタンハメができずにじりじりと削られていく展開が何度も繰り返されました。諦めて一旦引き返し、ラピッドストリームを習得してスタンハメして撃破。

またその前後で「戦闘回数に応じて敵が強くなる」「逃げても戦闘回数はカウントされる」のを知り、それまで逃げ回っていたため、以降ザコ敵を倒すのにも苦労する期間が続きました。

苦労して結局クリアできない方がもったいないと感じ、その辺りからは攻略サイトをガンガン見て進めるようにしました。

見切り大事。

初回プレイ、クリアまで

クジンシー以降、七英雄はボクオーン、ロックブーケ、ワグナス、ダンターグ、ノエル、スービエの順に倒していきました。平均的にはワグナスが少し早めだったんですかね。

クジンシーをラスダン送り。ひげー。

攻略サイトを見ながら進めたものの、ラスボスにまたもや大苦戦。リヴァイヴァや光の壁などを使うもボスの攻撃が強烈で削られていく展開に。クイックタイムも2,3人に覚えさせていたのですが、消費JPが多いため全部で4回ぐらいしか使えず、「クイックタイムがあれば楽勝って言ったじゃないですかー!(注:たぶん言ってない)」と天を仰ぎながら戦っていました。

最後は本当にギリギリで、パーティは残り2人/JP枯渇/後1,2ターンで確実に全滅する、ぐらいの状況で撃破できました。

RPGでここまで苦戦したのは久しぶりでした。その分達成感は大きかったですね。

初回プレイ、裏ボス等クリアまで

自分の進め方ではトロコンには2周目が必要だったのですが、リマスター版で追加された裏ダンジョンと裏ボスは1周目で終わらせておこうと判断しました。

裏ダンジョンで手に入るスキルリング(取得技術点アップの効果)を人数分用意し、2,3時間ほどレベリング。場所は適当にルドン高原を選びました。

必要な見切りをでセットして、裏ボスであるドレッドクイーンへ。専用カウンターによりクイックタイム戦法は使えませんが、苦戦せずにあっさりと倒せました。レベリングした効果も大きいと思いますが、ラスボスより戦いやすい相手だったと思います。リヴァイヴァが切れることはありましたが、戦闘不能になることはありませんでした。

2周目プレイ、トロコンまで

トロコンするために残っていたのが、冥術研究所の設立と最終皇帝以外でのクリア。強くてニューゲームがあるためサクサク進められたものの、沈没船でスービエを倒す部分で少し悩みました。沈没船イベントに向けてギャロン反乱イベントを起こそうとしたのですが、200年以上経過させても発生せずおかしいなーと。それで少し調べたところ、皇帝が武装商船団のときはこのイベントが発生しないようで(参考:アバロン帝国大学)。こういったところも細かく作り込まれているなと改めて感じました。

最終皇帝以外であれば誰でも良いのですが、せっかくなのでコッペリア皇帝でクリア。

名作でした。それ故にリアルタイムでSFC時代にプレイしておけば良かったとの気持ちもあります。機会があれば他のサガシリーズも遊んでみたいですね。

関連記事

関連記事として前後1年ぐらいにプレイしたゲームをいくつか。

DS版ドラクエ4感想 リメイクのお手本のような良作、6章も普通に面白い

ドラクエビルダーズ評価、感想 ものづくりが純粋に楽しい良作、シナリオの不愉快さが残念

閃の軌跡Ⅳ感想 不満点は多々ありつつも最後はきれいにまとめた良作

星のカービィスターアライズ 100%達成しました